金管バンドお別れコンサート

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金管バンドお別れコンサート

末っ子の小学生がトランペットをやってるのは前に書きましたが、
この春卒業なので、彼が参加している小学校の金管バンド
お別れコンサートが開かれました。

金管バンドお別れコンサートといっても、バンドメンバーの父母とお友達を招き、小学校の音楽室を飾り付けして行った、とてもアットホームなものです。

金管バンドお別れコンサートの会場に入っていくと、舞台裏とかは有りませんから、特設舞台の上で音合わせが始まりました。

B♭の音を”パーッパーッパーッ”…   音がモロ合ってない… 
小学生ですので、B♭の音自体が苦しくて上がりきれない子がいるみたいです。

金管楽器に限らず楽器の音が合ってない時特有の強いうなりがありますが、その音が繰り返されます。「誰か指導してあげてよ」心の中で思いましたが、自分でしゃしゃり出る勇気は元よりありません。

「じゃ始めましょう」と先生が司会の子に。「えっこれで始めちゃうの!…」

で、金管バンドお別れコンサートの開始!
最初にロッキーのテーマの演奏。

すると、見事な大音響でうなり音など吹き飛ばし、父母に一発ブチカマシ。 「ナルホドナルホド…」

次に、金管バンドで1年間練習してきた成果を 最初は個人が、最後に全体でという感じで、学年ごとに順番に4年生から発表しました。

まだ、金管バンドを始めて1ヶ月という子もいるので、

「音が出るようになりました!プーーー」お辞儀。

すると父母からは「よく頑張ったねー」という暖かい拍手。

次の子は「ソまでの音階をします!ドレミファソファミレドー」お辞儀。

すると父母からは「よく頑張ったねー」という暖かい拍手。


「そうか、こういう会なんだ。」とだんだん分かってきました。すると、小さいながら、ホントに一生懸命練習したであろう子供たちのかわいらしさが、ドーッと押し寄せてきて、普通の演奏会とは全く異質の感動に包まれていきました。


5年生のグループになると、曲の中の自分の得意なフレーズを演奏したり、半音階をやったり、さすが、6年生になると、演奏するフレーズもなかなかのものでした。


どの子も、どの子も、その演奏レベルには関係なく、父母やお友達の前で、一人で演奏したぞ!という誇りと喜びに顔を輝かせていました。


そして、金管バンドお別れコンサートの最後の曲は全員で
    「アフリカンシンフォニー」

良かった! マジ良かったス! 
   技術じゃないですよ。ハート!ハート!


こういう環境って大事ですよね。

私が子供のころは、小学校に金管バンドなんて無かったですから、中高生になって吹奏楽部に入り初めて楽器に触れるわけですが、そこはコンクールで金賞を目指すトレーニングの場であったりして、必ずしも今日の小学生が体験したような、自然に楽器や音楽が好きになる環境とは違っていたかも分からないですね。

それなのに、長い間、現場を離れている間に、今ではこんな小さな時に、「音楽が好き!ラッパが好き!」と心から感じさせてあげられる環境が、いつの間にかできていたんだなー。と思い 感慨深いものがありました。


こういう環境が、今の日本の吹奏楽界や管楽器界を支えているんだろうなーと思います。どんな分野にしろ、子供たちを伸ばす環境というのは大事ですね。
posted by ヒロト at 16:34 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
素晴らしい会ですね。子供たちはきっと管楽器が大好きになるはずです。たとえきっかけが無理矢理習わされたとしても─。
思えば僕は、小学校のころ、ブラスバンドで無理矢理シンバルをやらされました。非常に嫌で音楽を演奏している感覚は全くなくて、ただシンバルを鳴らしているという意識しかありませんでした。指導者はそれでよかったのです。きっちりした演奏さえ聴かせられればそれで…。はっきり言ってその頃は音楽が嫌いでした。
中学になるとギターを自ら弾くようになって、初めて音楽の愛情が生まれ、今では毎日音楽生活万々歳です。
この子たちは音楽を愛し続けることでしょう。それだけでも、心豊かな人間として立派に成長していくはずです。─と偉そうに締めます。
Posted by シュリンパー at 2007年03月17日 19:43
はじめまして。先日はトラックバックを頂きました。ありがとうございました。

この記事をお読みして、自分が小学生の時、友人にクラリネットを借りて吹いてみたものの、音はちっとも出なかったことを思い出しました。
私はそのまま興味を持たずに終わってしまったけれど、金管バンドに入って1ヶ月のお子さんが、音を出せるようになった時の喜びを想像していたら、我が娘(2歳7ヶ月)が寝返りするようになった、歩けるようになった、などなど数々の喜びを彷彿しました。
初めての感動って、その後の力になりますよね。卒業する金管バンドの皆さんにとっても、これから先輩として頑張るバンドの皆さんにとっても、聞いている皆さんにとっても、指導なさっている先生にとっても、すてきなコンサートになったことと思います。

長々と失礼致しました。
Posted by むちゅめの母 at 2007年03月28日 23:06
私も、小学生時代、金管バンド部に入ってました。
このときは、アルトホルンを吹いていました。
「アフリカンシンフォニー」すごく懐かしいです。
私たちは先生が厳しかった?ので、
基礎からみっちりしごかれましたが、
それでもいい思い出の金管バンドです。
Posted by 浦島太郎 at 2007年06月22日 12:58
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